先ほど穴あけが終わりました
今回ご依頼があったのは
奈良県の文化財になっている神社の門柱の穴あけです
室町時代からの柱ということで
代わりのものはありません
ボタンを押す手が震えますね
古くなりムシクイなどが生じていたので
今回は芯の部分に穴をあけ、ムシクイの部分を取り去ります
その部分には後ほど新しく木材を埋め込まれるそうです
あける穴はφ95
今回いつもと違っているのは
途中にほぞ穴加工が施してあるので
途中が見えるんです
3本無事に穴あけができました
古の奈良の都の・・・とくれば八重桜ですが
今回は「松」でした
穴をあけている時は木の香りがします
室町時代から何度か修復されて現在に至っているそうなので
香りにも奥深いものがある気がしませんか
弊社の技術がこういった日本の文化財のお役に
立てていると思うとすごいことだなぁと思います