先日、皿取錐とビス頭の径の関係を検証したのですが
その際に、スリムビスだとどうなるんだろうという
お声がありましたので検証してみました
使用したスリムビスはこちら
頭径は6mmくらいでしょうか
使用したドリルは
皿取錐 3×8
六角軸ショート下穴錐 3mm
ハイス六角軸面取カッター 6mm
ちょっと下穴&ビット #1
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では、検証結果発表です
①下穴錐と浅め3×8
皿取錐3x8で浅めに皿を取ったあと、下穴錐で下穴を深めにあけてビス締めを行いました
比較的きれいに収まっていると思います
②下穴 皿取なし
これは下穴あけも皿取も行わずにビス締めを行いました
皿取加工をしていないのでビス頭が浮いた感じです
下穴があいていないので、ビスを締めるときにぐらぐらする感じが強かったです
また下穴があいていないので抵抗がすごくかかりました
横からみるとこんな感じです
皿をとっていないと材の表面にビス頭が出ています
③下穴あり 皿取なし
これは下穴をあけて皿取をせずにビス締めを行いました
下穴をあけているので入りやすいですがビスを締めた際に
めり込みんでしまいました
④3×8
皿取錐3×8を通常使うように穴あけをし、ビスを締めました
やはり周囲に大きく隙間ができてしまいました
⑤下穴+面取
下穴錐で下穴をあけて、ハイス六角軸面取カッターで皿取加工をしてからビス締めを行いました
皿取の際に少しバリが出てしまうのが気になりました
⑥下穴+ちょっと下穴
ちょっと下穴&ビットで少し下穴をあけ、皿取加工をした後に下穴錐で深めに下穴をあけました
ビスの周囲に少し隙間ができるのが気になります
おまけで
⑦超硬皿取+下穴
超硬皿取錐に下穴錐をセットして下穴あけと皿取加工を行いビス締めをしました
少しバリは出ますが比較的きれいにおさまっているように思います
以上で検証は終了です
仕上がりなどはおひとりおひとりのお好みもあると思います
検証者の腕前(すみません💦)にもよると思いますので
あくまでもわたしの感想になりますが
①下穴錐+皿取錐3X8(皿浅め)
⑦超硬皿取錐+下穴錐
少しコツがいりますが
この2つが比較的良い結果が得られたのではないかなと
思います
いずれにしても下穴があいているほうが
ビス締めもしやすいです
そして今回はショート下穴錐と下穴錐を使いましたが
長さについては材の厚みをみてお選びください
この検証結果が絶対というわけではありませんので
その点はご了承くださいm(__)m