以前にSNSで
自在錐のどんなところが怖いですかと
投げかけてみました
その時に回答をくださったのがこちらでした
芯のドリルは食い付き良く進もうとするけど、二枚刃の入り始め、切り溝が安定するまでの抵抗が大きいのが怖い
ドリル螺旋部で芯穴が広がってしまい軸がブレるのが怖い
貫通時に垂直でないと二枚刃が引っかかって暴れるのが怖い
なるほど~
すべてを解決するのは難しいかもしれませんが
思いつく解決方法をご紹介させていただきます
①穴をあける時に押しすぎない
No.36自在錐やNo.36X充電ドリル用自在錐は
センタードリルに先ネジがついています
先ネジがついているということは
ネジの力で引き込んでいってくれます
それプラス電動工具の重みもあるので
押し込まなくても穴はあいていきます
押し込むと手にくる衝撃も大きくなると思います
②あんぜんカバーをセットする
このカバーをセットすると
切屑が飛び散らないので片付けがカンタンになるというだけでなく
穴あけをサポートしてくれる機能もあります
カバーが材に接地するので接地面が大きくなります
カバーがないとあけ始めはセンタードリルだけが
材に接地することになりまっすぐにするのが難しいですが
カバーをセットすると、センタードリルとカバーが材に接地します
そうするとほぼ垂直に安定した穴あけができるようになります
そしてジャバラがクッションになってくれます
ジャバラがあることで穴あけ時の抵抗も和らぎます
また、貫通時に一番あると思われる衝撃も
ジャバラがクッションとなるので和らぎます
③パワーがある電動工具を使う
No.36自在錐の適用機種は電気ドリル
適正回転数は1,500回転/分以下 となっています
軸径が10mm三本溝となっているので
インパクトドライバではご使用いただけません
時々インパクトドライバにアタッチメントを付けて
No.36自在錐をお使いになられる方もいらっしゃるようですが
パワー不足で回転が止まってしまいます
No.36X充電ドリル用自在錐は6.35mm六角軸で
インパクトドライバでご使用いただけます
適用機種はドリルドライバ・インパクトドライバで共に
14.4V以上のものとなります
時々使用中に回転が止まってしまうというお声がありますが
その場合、10.8Vのものをご使用だったりと
パワー不足のことが多いです
自在錐は使えると木工の幅が広がる製品だと思います
少しの穴あけのコツとあんぜんカバーをお使いいただくことで
自在錐を使う怖さは軽減されると思います
今回登場した製品の詳細はこちらから